月のウサギ、太陽のカラス 作曲 真島昌利 | 空席 /作詞 作曲 真島昌利 |
空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう 夜歩く誰もいない 空車のタクシーが通る マルクス・レーニン主義的 エンジンでぶっ飛ばしてく 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう 唯新論の迷路 悲観主義者の理想は 半円描いてあわだつ ミルクセーキに溶けてった 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう わかるには時間が足りない 感じるのは一瞬だが ひねもすのたりとりあえず ブートレッグを聞いている 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう 誰も来ないかもしれない そんな気も少しはしてる かなわなかった約束が 腰をおろすのかもしれない クールベ風の並木道には ミレー風の日が落ちていく アイスクリ−ムは溶けたけれど 謎はついに解けなかった 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう 空席には誰がやってくるんだろう | |
アイスキャンディー /作詞 作曲 真島昌利 | ロマンス /作詞 作曲 真島昌利 |
10月の誰もいない浜辺 錆びついた自転車をひきずり アイスキャンディ 冷たいアイスキャンディを売る 砂が僕の顔をたたく 楽な事じゃない 楽な事じゃない 風邪が吠えぬける だけどあの日のサヨナラほどじゃない 閉じられたビーチハウスはまだ にぎわいの熱気を懐かしむ アイスキャンディ 冷たいアイスキャンディを売る はやくも夕日が傾く 笑えっこないよ 笑えっこないよ 足がつりそうだ だけどなぜか僕は笑ってしまう アイスティー飲んだら 僕はもう出て行く 溶け出しそうな 陽炎の駅へ 何故だかわからない でももうしょうがない 僕らはいつもサヨナラばかりしてた 悪意ある割れたビンのかけら 後輪をパンクさせてしまう アイスキャンディ 冷たいアイスキャンディを売る ドライアイスで冷やしてる とっても冷たい とっても冷たい 凍りついてるよ だけどあの日のサヨナラほどじゃない | 大きなポプラの下で カンガルーの真似をして たい焼きのような雲 見上げていたのは 特に行きたい場所もなかったから 5月のムードの君は タンポポのソファーに座る 君と待ち合わせして 言葉も忘れて 5月になりたいボクだ 世界の果ての時計台は 休むことなくきしんでる 楽しい思い出が死んだとか そんなことじゃなく ただ時間だけが 死んでいく そしてゴロゴロしてるだけの 君を想う夜だ 真夜中がマントを脱いで 商店街をまたいでゆく バラや月の光や 福引きの補助券 線香花火の赤信号 世界の果ての時計台は 休むことなくきしんでる 楽しい思い出が死んだとか そんなことじゃなく ただ時間だけが 死んでいく そしてゴロゴロしてるだけの 君を想う夜だ 楽しむことは罪じゃない 堕落するのもいいもんだ 来るもの去るものの場所で 心を踊らせて 刹那の夢 見ていたい |
二人の夏の日 /作詞 作曲 真島昌利 | カーニバル /作詞 作曲 真島昌利 |
曇り空の市営プール 誰もいない二人きりで アルバイトの監視員も 休憩所で休んでいる バックからカメラを出して 君にピントを合わせると レンズの向こうがわの君 悩ましいポーズをつけて フィルムを巻いて シャッターを押せば 二人の夏の日 もう切り取られて 灰色の雲も 黄色いベンチも 君の胸元も そのまま 苦労知らずの19歳 誰からもかわいがられて 知らないのは親ばかりの 夜毎のみだらにふしだら モノクロームの風景が フランスの映画みたいだ 寝不足の目が痛むけど 君はとても素敵すぎた フィルムを巻いて シャッターを押せば 二人の夏の日 もう切り取られて 灰色の雲も 黄色いベンチも 君の胸元も そのまま 水の中でキスをかわす 君の身体を抱きしめる 太陽がほんの一瞬 プールサイドをのぞきこむ 気がつけばベンチで1人 アングルを決めかねている 永遠のポーズをきめる プールの中の君はもう | 迷い込んだカーニバル 君を探してさ 誰かの手から逃げた 風船がのぼってく 君を呼んだけど 君を呼んだけど 風船がのぼってく 風船がのぼってく ハンバーグ焼く煙 とてもおいしそう 仮装行列にまぎれ 君は笑ってる 僕には見えない 僕には見えない 君は笑ってる 君は笑ってる 大きなテントの中 サーカスの時間 空中ブランコから 君が落ちてくる ユラユラと揺れて ユラユラと揺れて 君が落ちてくる 君が落ちてくる |
ジャングルの掟 作曲 真島昌利 | カレーライスにゃかなわない /作詞 作曲 真島昌利 |
栄養取らなきゃ体に悪い それは本当の事なのか? 睡眠とらなきゃ体に悪い それは本当の事なのか? アルコールもやめられないし 煙草もやめられないオレだ オレは何が食いたい? ジャガイモ、ニンジン、玉ネギ、トリ肉 カレーライスを作るのだ お鍋に湯を入れ グツグツ煮立てて タマゴを茹でるもいいだろう フライパンでまずトリ肉を炒めてしまおう そうしよう 今日はカレーライスだ 980円のCDボリュームあげて 楽しい気分 カレーライスだぞ 炊けたぞゴハンは少し蒸らそう そろそろルーをとかすかな ミソ汁つくろう カレーとミソ汁 こいつが熱くて辛いのだ ゆでタマゴはすぐ冷やさなきゃ カラがうまくむけなくなる 今日はカレーライスだ 部屋中にいいにおいがただよう おなかがすいた あともう少し カレーライスだぞ 牛乳を鍋で煮立てた後で 少しさますとまくがはる たかがそれほどの出来事なんて カレーライスにゃかなわない 悲しい気分にサヨナラ さみしい気持ちにサヨナラ 今日はカレーライスだ カレーライス カレーライスだよ | |
MR.SPEED /作詞 作曲 真島昌利 | 世界を笑う男 /作詞 作曲 真島昌利 |
あいつの名前は MR.SPEED さえてる奴だぜ MR.SPEED おお本当だぜ ああ驚いた 何でもかんでも やっちまう奴だ あいつの名前は MR.SPEED プルトニウムを毎晩一気飲み おお本当だぜ ああ驚いた 誰のしかけにも捕まりはしない ダライラマともタメ口をきいてる 北斗七星のヒモもやっていた おお本当だぜ ああ驚いた 火星があいつの事を嫉妬する | 秘密の奥へと入り込む 邪魔者は皆死ぬ運命 足音を消し 足跡も消して 昨日を消して 顔も消す 歴史を変える ダイヤル回す 世界を笑う男だぜ 細工は流々ミスはない 不可能なんて信じない 金信じない 女信じない 信じてるのは自分だけ 闇から闇へ 国境越える 世界を笑う男だぜ 綺麗な薔薇にはトゲがある 甘い話はウラがある 感傷になどとらわれたならば 寝首かかれて あの世行き 思い出なんか とっくに捨てた 世界を笑う男だぜ 歴史を変える 国境越える 世界を笑う男だぜ |
ドーパミンBABY /作詞 作曲 真島昌利 | 月のウサギ、太陽のカラス (Reprise) 作曲 真島昌利 |
情念の暴走族が ゆっくりと加速していく 混乱に乗じたまま アクセルは全開だ 突っ込んでいく迷路 突っ込んでいく迷路 むき出しにされたままの 欲望が加速していく 見上げれば夜の空 星がある 月がある ブッ飛ばしていく迷路 ブッ飛ばしていく迷路 オレのランプをさんざんこすれ オレのランプをさんざんこすれ HEY HEY ドーパミンBABY HEY HEY ドーパミンBABY 先行きなんて心配しない 困った時に困ればいいや 心配なんて時間のムダだ 何も今から困る事はない のるかそるかの迷路 のるかそるかの迷路 HEY HEY ドーパミンBABY HEY HEY ドーパミンBABY |