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    THE BREAKERS



・プラットホームで待ちくたびれて
・錆びたナイフ
・ダイヤルを廻すだけでいいのに
・どこかで I think you
・BREAKERS STOMP
・スーパーマンを紹介してやるぜ
・男が女を愛する時 (cover)
・BEATにしびれて
・ガールフレンド
・涙のCOOL DANCING
・窓に映ったシルエット
・STREET GIRL
・アンダルシアに憧れて
・ママにさよなら
・すてきなBEAT TIME








    ご存知の方はご存知のブレイカーズ、
マーシーがブルーハーツ結成以前に活動していたバンドです。
メンバーは夏のぬけがらやソロツアーにも参加している篠原太郎などです。詳しくない・・・
  「夏のぬけがら」に収録されている
「アンダルシアに憧れて」を筆頭として、
「スーパーマンを紹介してやるぜ」(カレーライスにゃかなわない)
「BEATにしびれて」 (さすらいのニコチン野郎)
     当然といえば当然ですがブルーハーツやソロ作品の下敷きになった曲が多くあるようです。
自分の聴いた事のある曲でしか語れませんがマージービート、いわゆるリバプールサウンド系の
馴染みやすさというか聴きやすさとモッズ系のクールなカッコよさを感じます。
もう20年近く前の歌なので確かに音楽としての古臭さは否めないけれど
ビートルズやフーが今聞いても響くように、時代が変わっても本当にカッコイイ部分は
そう簡単にダサくなったりしないって思わせてくれるバンドサウンドだと思います。
やはりマーシーの声や歌い方は自分のツボにハマっていて曲調を選ばずいいんだよなぁ。
興味があれば探してみる価値はあり過ぎるほどありますよ。
下の歌詞はライブ音源に歌詞カードなど存在する訳もなく僕の聞き取りなので
聞き取れない場所は・・・としてあります。
わかる方がいらっしゃいましたらご教授願います、

マーシーボーカルの曲だけチョイスしてみました。



錆びたナイフ
スーパーマンを紹介してやるぜ
LA LA LA LA LA LA LA
覚えてるかいあの時を俺は今も覚えてるぜ
すべてに退屈しながら理由もなくイラついてた
狂った目をしてわめいたジャックナイフで切り裂いた
返り血を浴びて笑った発作のように引きつりながら
LA LA LA LA LA LA LA
暴動が起こる事をワクワクしながら待ち望んで
関係ないことにさえも憎まれ口を叩いてた。
ピカピカのジャックナイフがいつだって自慢だったさ
自由と不自由の中ですべてにツバを吐きかけながら

バラや月の光に手を伸ばして永遠にいつまでもそんな風に

突然に何もかもがウソのように消えうせて
お前は後ろを向いて目をつぶって立ち止まって
そしてもう二度と再びめぐり合うことさえもなく
お前の瞳の中ではジャックナイフはもう錆び付いて

バラや月の光に手を伸ばして永遠にいつまでもそんな風に
返り血を浴びて笑った発作のように引きつりながら
自由と不自由の中ですべてにツバを吐きかけながら
覚えてるかいあの時を俺は今でも覚えてるぜ
お前の瞳の中ではジャックナイフはもう錆び付いて
永遠に続くすばらしい恋を探してるなんてオレに言う
お前が思うほど強くもないしやさしくもないし金もない
イカした車も持ってないブランドのついた服なんてオレに関係ないさ

愛してるなんて傷ついたようなレコードみたいに繰り返し
悲しい時にはダイヤルひとつでいつでもどこでも駆けつけて
お前の涙が乾くまでいつまでもそばにいるなんて
それはオレじゃないのさ

スーパーマンを紹介してやるぜ
強くてクールでタフでやさしくて文句はないだろう

お前の言うこと全てをそのまま本当に実現させるとか
お前のためなら瞳を閉じて心も溶かしてしまうとか
何もかも捨ててしまうとか命さえ捨ててしまうとか
それはオレじゃないのさ

ウルトラマンを紹介してやるぜ
強くてクールでタフでやさしくて文句はないだろ

約束はいつも必ず守りウソなど1つも言わないで
お前がそんなに求めてる奴は決してオレではないだろう
オレがただ一つできるのはお前をウンザリさせるだけ
失望させるだけだろう
プラットホームで待ちくたびれて
このままで
プラットホームで待ちくたびれて これ以上オレを待たせないでくれ
約束の時間止まることもなく過ぎてゆくだけさ

プラットホームで待ちくたびれて  電車が来るたび目が回りそうさ
人ごみの中を彼女の姿を探しているのさ
彼女のところへ電話をかけてもベルの音だけがむなしく響いてAH

プラットホームで待ちくたびれて 時計を見るのもウンザリするぜ
悲しい気分さ最後のタバコもこんなに短く

恋はいつでもこんな風にしてある日突然消えてしまうのかAH

プラットホームで待ちくたびれて 向こうのホームを眺めていたら
キオスクの脇に泣きそうな顔の彼女がいたのさAH
AHこのままで AH今夜はもう AH夜明けまで踊っていたいのさ
AH手をとって AH抱き寄せて AH夜明けまで踊っていたいのさ

涙が出そうなナンバー続けてかけておくれよ
薄暗いホールの中彼女だけしか見えなくなるまで

AHこのままでAH今夜はもうAH夜明けまで踊っていたいのさ

ハートのビートを感じながら汗ばむ手を握り締め
KISSのチャンスを狙ってるぜ ・・・・・・

素敵なメロディもう聞こえない
PLEASE BABY DANCIN FULL OF THE NIGHT
GIRL FRIEND
BEATにしびれて
COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND
COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND

お前だけしか目に映らない
お前の声しか聞こえない
それほどお前に恋してるのさ
本当のことだぜ

COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND
COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND

やるせないほど切ない気持ち
わかるだろうと・・・
百万回でもKISSしてやるさ
満足するまで

COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND
COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND

GIRL FRIEND GIRL FRIEND
お前の手をとりたいのさ
GIRL FRIEND GIRL FRIEND
死ぬまでKISSをかわしていたいぜ

涙が出そうなそんな
夜はダイヤル1つで飛んでゆくよ
そして夜明けまで愛してやるぜ
疲れて眠るまで

COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND
COME ON COME ON BABY I LOVE YOU
COME ON COME ON MY LITTLE GIRL FRIEND

GIRL FRIEND GIRL FRIEND
ダークなスーツにこの身を固めて
チェルシーブーツで足元を決めて
いくらかの金をポケットに詰めて
イカレタ夜に足を踏み出せば

ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
震えてきちゃうぜ Rhythm & Blues
ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
COME ON BABY LET'S STOMPIN' TO THE BEAT

三分間のチープなスリルさ
そいつに本当に首っ丈なのさ
チャックベリーがエレキギターを弾けば (ブッカーTがオルガンを弾けば)
キチガイ天使達と踊り狂う

ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
震えてきちゃうぜ Rhythm & Blues
ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
COME ON BABY LET'S STOMPIN' TO THE BEAT

タバコの煙と破れたポスター
ビールとビートに酔っ払いながら
一人の部屋には帰りたくないぜ
ブルースをかかとに引きずりながら

ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
震えてきちゃうぜ Rhythm & Blues
ビートにしびれて YEAH YEAH YEAH
COME ON BABY LET'S STOMPIN' TO THE BEAT
涙のCOOL DANCING
アンダルシアに憧れて
バンドが叫んでバミュラスな夜が
シャープなビートでダンスを始める
くだらない事や悲しいことなど
磨り減ったブーツで今夜蹴飛ばして

どんな風にでもやっていけるはず
素晴らしいモノを手に入れるために
お前をこの手に抱きしめるために
いたんだブーツで踊り続けるさ

チャンスを無駄に過ごし
呪われた眼を伏せながら
消え失せていくなんて
そんなのやりきれないぜ

こんなに本気でモーションかけても
お前はジョークでごまかそうとする
死んでいくだけの時間が憎いぜ
本気にならないお前が憎いぜ

チャンスを無駄に過ごし
呪われた眼を伏せながら
消え失せていくなんて
そんなのやりきれないぜ

バンドが叫んでバミュラスな夜が
シャープなビートでダンスを始める
くだらない事や悲しいことなど
磨り減ったブーツで今夜蹴飛ばして


アンダルシアに憧れて バラをくわえて踊ってる
地下の酒場のカルメンと 今夜メトロでランデブー
ブラウンのズートスーツに ボルサリーノを粋に決め
ニートな靴を履いたとき 電話が俺を呼び止めた

受話器の向こう側でボス 声を震わせながらボス
まずいことになっちまった トニーがちょっとミスをやり
シャーク団が言うことには 今夜港で決着を
立ち入り禁止の波止場の 第三倉庫に八時半

誰か彼女に伝えてくれよ 上りのホームで待ってるハズさ
ちょっと遅れるかもしれないけれど
必ず行くからそこで待ってろよ

額縁の裏の金庫に 隠したコルトを取り出し
鏡の前でニ・三回 キザにポーズを決めてみる
コルトは俺のパスポート 冷たい光に魅せられ
はみ出しの烙印押され 裏通りを走ってきた

タクシーで港に着くとボスたちは先に来ていた
怪しい気配に気づくと 俺たちは囲まれていた
暗闇からマシンガン あざけるように火を吹いて
ボルサリーノは弾け飛び コンクリートにキスをした

激しい痛みが体を 電光石火に貫き
はみ出し者の赤い血が 空っぽの世界を染める
薄れていく意識の中 俺はカルメンを思った
アンダルシアの青い空 グラナダの歌が聞こえた